Avengers: Infinity War

2018年4月27日公開 Avengers: Infinity War (邦題:アベンジャーズ インフィニティ・ウォー)
 マーベル・シネマティック・ユニバースMCU)第19作品目 Wikipedia アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー - Wikipedia

主な登場人物

   スターク・インダストリーズの会長で天才発明家。アベンジャーズの共同リーダー。今作では新たに発明したナノマシンのスーツを装着してアイアンマンになる。

   超人血清により強化された戦士。アベンジャーズの共同リーダー。シビルウォーの事件により逃亡生活を送っている。

   神の国アズガルドの王。雷神。ラグナロクによりアズガルドから新天地に向かっていったところサノスの襲撃を受ける。

   感情が高ぶると緑の巨人ハルクに変身する。サノスとの戦いの後、心拍数を上げてもハルクに「ノーー!!」と拒否されハルクに変身できなくなった。そのためワカンダではハルクバスターを装着して戦う。

   元S.H.I.E.L.D.のエージェントで最強の女スパイ。シビルウォーの事件の後はスティーブたちと逃亡生活を送っていた。

   アメリカ空軍大佐でトニーの親友。シビルウォーで下半身が動かなくなったためトニーのナノマシンを応用して歩けるようになった。

   元天才外科医の魔術師。『タイム・ストーン』を持っていることからサノスに狙われる。

   特殊なクモに噛まれてクモの能力を手に入れた高校生。トニーからアベンジャーズの加入を認められ、新しいスーツを手に入れる。

   ワカンダの国王。スティーブの連絡を受けてアベンジャーズをワカンダに入国させる。

   ヒドラの実験により超能力を手に入れた強化人間。ヴィジョンと恋人になる。

   『マインド・ストーン』が埋め込まれたヴィブラニウム製の人工肉体にトニーの人工知能J.A.R.V.I.S.が入り誕生した人造人間。シビルウォーの時から進化しており、外観を人間と同じようにできる。

   人工翼で飛行する元落下傘兵。

   ヒドラに洗脳された元暗殺者。スティーブの幼馴染で親友。シビルウォーの後、洗脳を解くためにワカンダで冷凍保存される。

   ガーディアンズ・オブ・ギャラクシーのリーダー。天界人と人間のハーフ。ガモーラと相思相愛。

   ガーディアンズ・オブ・ギャラクシーのメンバー。サノスの義理の娘。手術により改造された人間兵器。

   ガーディアンズ・オブ・ギャラクシーのメンバー。感情を読み取ったり、操れたりするエンパシーの能力を持つ。

   ガーディアンズ・オブ・ギャラクシーのメンバー。サノスに家族を殺されてから復讐を決意している。

   ガーディアンズ・オブ・ギャラクシーのメンバー。人間の形をした植物。

   ガーディアンズ・オブ・ギャラクシーのメンバー。手術などにより知性を持ったアライグマ。ライフルを武器に戦う。

   邪神でソーの義理の弟。ラグナロク後ソーとともに新天地を目指していたが、サノスに殺される。

   今作のヴィラン。全宇宙の生命体の数を半分にするために『インフィニティ・ストーン』を集める。

あらすじ

 ラグナロクによってアズガルドが滅亡してしまいソー達は新天地を求め宇宙船で旅をしていた。そこにサノスの宇宙船が襲撃してきた。この襲撃のよりアズガルドの民は半分にされてしまった。サノスはソーを拷問し『テッセラスト(四次元キューブ)』を要求する。ロキは『テッセラスト』を見せて油断させ、その隙にハルクがサノスを攻撃した。しかし、ハルクは反撃され敗北してしまう。すぐさまアズガルドの門番:ヘイルダムは虹の橋『ビフレスト』の剣の力でハルクを地球へと避難させた。それを見たサノスはヘイルダムを殺す。なすすべもないロキは『テッセラスト』を差し出すふりをしてサノスに奇襲を仕掛けた。しかしそれも失敗に終わりロキは殺されてしまう。サノスは『テッセラスト』を粉砕し、『スペース・ストーン』を手に入れた。すでにノバ軍から『パワー・ストーン』を手に入れていたサノスはソーの宇宙船を破壊し、姿を消した。
 ドクター・ストレンジのところにヘイルダムによってワープさせられたハルクが空から落ちてきた。ブルース・バナーへと戻ったブルースはストレンジにサノスの目的を告げ、地球にある2つの『インフィニティ・ストーン』を守るよう警告する。ストレンジはアベンジャーズの共同リーダーであるトニー・スタークに会いに行き『インフィニティ・ストーン』の警護を頼む。シビルウォーの後、アベンジャーズに様々な苦難があったため消極的だったが、ブルースからソーが死んだことを告げられ、スティーブからもらった携帯で連絡しようとする。そんな中、空にドーナツ型の物体が現れた。それはサノスの部下:ブラック・オーダーの宇宙船『Qシップ』でストレンジが持つ『タイム・ストーン』を奪いにきたのだ。トニーはナノテクを使用した新たなアイアンマン・マーク50を装着し、ストレンジとともに戦う。ブルースも応戦しようとするが、ハルクが変身を拒否してしまい戦うことができずに避難する。校外学習中にスパイダー・センスにより危機に気が付いたスパイダーマンも参戦したが、ストレンジは捕らえられてしまう。アイアンマンとスパイダーマンは『Qシップ』にしがみつき追跡する。地球から離れるにつれ酸素が薄くなり苦しむスパイダーマンにアイアンマンは新型のスーツをアベンジャーズ本部から送り、地球に戻るよう警告し『Qシップ』に乗り込む。しかしスパイダーマンは忠告を無視して『Qシップ』へと乗り込む。地球に残ったブルースはトニーの落とした携帯を取り、この危機をアベンジャーズに伝えるためスティーブ達に連絡する。
 サノスの襲撃から生き残っていたソーはガーディアンズ・オブ・ギャラクシーに救出される。ソーはサノスがやろうとしていることを伝え、『インフィニティ・ストーン』を守ることと新しい武器が必要だといった。ガーディアンズは『インフィニティ・ストーン』がどういうものか、サノスの目的をよく知っていため、ソーに協力する。ソーは6つのうち2つは地球にあり、アベンジャーズが守っていることを伝えた。クイル、ガモーラ、ドラックス、マンティスは惑星ノーウェアにある『リアリティ・ストーン』を守りに、ソー、ロケット、グルードは『ムジョルニア』に代わる新たな武器を求めてニダベリアに向かった。
 ヴィジョンとワンダはシビルウォーの後スコットランドで身を隠していた。ともに生活する中で2人は恋人になっていた。そんな時、テレビでNYに現れた『Qシップ』のことを知り、助けに向かおうとするが何者かに襲われる。ブラック・オーダーが『マインド・ストーン』を奪いに来たのだった。二人は必死に抵抗するが追い詰められてしまう。その時、スティーブ、サム、ナターシャが助けに来た。スティーブ達の加勢により追い払うことができた。スティーブ達に連れられローディがいるアベンジャーズ本部に向かった。本部ではシビルウォーの時にスティーブ達を指名手配にしたサンダーボルトがローディと通信中だった。スティーブ達を発見したサンダーボルトはローディに逮捕するように言うが拒否され、通信を切断されてしまう。指名手配されているため国連の協力が得られないスティーブ達はヴィジョンの『マインド・ストーン』を摘出、サノスとの戦いの準備をするためにワカンダ王国へ出発した。
 ノーウェアへと向かっている途中、ガモーラは「もし自分が捕まったら殺してほしい。」とクイルに頼んだ。クイルは戸惑いながらも了承しキスする。ノーウェアに到着したクイル達はコレクターの屋敷に向かった。ちょうどサノスがコレクターに『リアリティ・ストーン』を渡すように拷問していた時だった。クイル達は攻撃のタイミングを待っていたが、サノスを見たドラックスは復讐したく、制止を振り切って攻撃してしようとしたためマンティスが眠らせた。しかし、ドラックスがゆかに倒れた音に気が付いたサノスがこちらに向かってくる。クイル達は攻撃しようとしたがガモーラがあっけなくサノスを殺した。次の瞬間サノスの声が屋敷に響き渡った。今までの光景はすべてサノスが『リアリティ・ストーン』の力で見せていた幻覚だったのだ。ノーウェアを包んでいた幻覚がなくなるとノーウェアはすでに滅んでおり、サノスが立っていた。ガモーラ達が攻撃するがガモーラは捕らえられ、ドラックスとマンティスは『リアリティ・ストーン』で封じ込まれてしまう。クイルはガモーラを開放するようにサノスに銃を突きつけたが、ガモーラはサノスではなく自分を殺してほしいと懇願する。お互いに愛していることを知ったサノスはガモーラをクイルの銃口に突きつけ殺すように言う。クイルは躊躇していたが覚悟を決め引き金を引く。しかし、銃弾はシャボン玉へと変化した。サノスが攻撃を防いだのだ。サノスはガモーラを連れす姿を消した。
 ストレンジは『Qシップ』で『タイム・ストーン』を渡すよう拷問を受けていた。その様子を見ていたアイアンマンとスパイダーマンにストレンジの浮遊マントが接触する。スパイダーマンは見た古い映画のアイディアを借りた奇襲作戦を思いつく。それは宇宙船の壁に穴をあけ、中にいる敵を宇宙に放り出すというものだった。見事その作戦を成功させ、ストレンジを救出することができた。この作戦が成功したことによりスパイダーマンはアイアンマンにアベンジャーズとして正式に認められた。アイアンマンはタイタンへ行きサノスへ奇襲を仕掛けることを提案する。ストレンジは反対したが、命より『タイム・ストーン』を優先して守ることを条件に認めた。
 ニダベリアへ向かう途中、ソーはロケットから義眼をもらう。到着したニダベリアはもうすでに壊滅状態だった。たどり着いたソー達は何者かに襲撃された。その正体はソーの昔の友人であるエイトリだった。エイトリはサノスがニダベリアへやってきて無理やり『インフィニティ・ガントレット』を作らせたうえ、ドワーフ達を殺し、ニダベリアを滅ぼしたと語った。泣き崩れるエイトリにソーはムジョルニアに変わる新たな武器の製造を依頼する。ソーがニダベリアを再起動させ、エイトリが武器を作り、グルードが自身の腕を切り落として柄にし『ストームブレイカー』を完成させた。
 ノーウェアでさらわれたガモーラは『ソウル・ストーン』の場所を知っていた。かつて、サノスの命令で場所を示した地図を発見したが焼き払ってしまったのだ。ガモーラは「見つからなかった。」とサノスに言い続けた。しかし、サノスはそれが嘘だと知っていた。ガモーラは地図を発見し、焼き払ったことをネビュラに話していた。サノスはネビュラの会話記録を見ていたのだった。ネビュラはサノスの暗殺に失敗し捕まっていたのだ。サノスはガモーラに場所を聞くがなかなか口を割らない。そのためネビュラを拷問した。見ていられなったガモーラはヴォーミアにあると教えてしまった。サノスとガモーラがヴォーミアへと向かった後、隙を見つけたネビュラは脱走しガーディアンズの一人マンティスにタイタンへ向かうよう連絡する。ヴォーミアにたどり着いた2人を迎えたのはレッドスカルだった。キャプテン・アメリカとの戦いの後『テッセラスト』に触れ、この惑星にとばされていたのだ。サノスに「『ソウル・ストーン』は持つものを選ぶ。愛する人を犠牲にしなければ手に入らない。」と言った。それを聞いたがモーラは喜んだ。サノスは誰も愛していないから手に入らないと思ったのだ。しかし、サノスは苦しい顔をしながら涙を流した。サノスはガモーラを愛していたのだ。ガモーラは自殺しようとするがナイフは『リアリティ・ストーン』によってシャボン玉に代わってしまった。サノスは崖にガモーラを落とした。次の瞬間、光に包まれ、サノスは気が付いたら湖に浮かんでいた。手には『ソウル・ストーン』が握られていた。
 タイタンではガーディアンズとアイアンマン達が戦っていた。ガーディアンズはアイアンマン達をサノスの部下だと勘違いしていたのだ。アイアンマンは「自分たちはアベンジャーズでサノスを倒そうとしている。」と話すと誤解が解けた。目的が同じためガーディアンズとアイアンマン達は協力する。計画を立てているとき、ストレンジは『タイム・ストーン』の力でサノスに勝てる未来を1400万通り以上見ていた。しかし、勝てる未来はたった1つであった。
 サノスは部下から『インフィニティ・ストーン』を受け取るためタイタンを訪れた。しかし、待ち伏せしていたストレンジを見て部下が死んだことを察しその死を悼んだ。サノスは自分の目的について語った。「かつてタイタンは平和な惑星だった。しかし、人口が増加し食料が足りなくなり危機的状況となり滅んでいった。その状況を阻止できなかったサノスは宇宙のバランスをたもつために惑星の生命体を半分にしてきた。」と。ストレンジは聞く耳をもたず、合図とともにサノスへの奇襲作戦が始まった。宇宙船で到着したネビュラも加勢した。それぞれが協力しあってサノスに攻撃をしかけ、マンティスがサノスの動きを止めることに成功する。その間にアイアンマンとスパイダーマンは『インフィニティ・ガントレット』を外そうとする。クイルはガモーラはどこかを問い詰める。サノスは「自分が殺した。」と言った。ネビュラはガモーラは『ソウル・ストーン』の犠牲になったと気が付いた。クイルは激怒しサノスを殴り倒した。しかしその衝動でマンティスは振り落とされてしまい、サノスは意識を取り戻してしまう。『インフィニティ・ガントレット』を使い近くの惑星を破壊し隕石をタイタンに降らせた。サノスはアイアンマンに攻撃し、アイアンマンは瀕死の状態になってしまう。ストレンジはサノスにアイアンマンの命乞いをし代わりに『タイム・ストーン』を渡すといった。交渉は成立し、ストレンジは『タイム・ストーン』を渡した。サノスは残りの『マインド・ストーン』を手に入れるため地球に向かった。
 ワカンダではヴィジョンの『マインド・ストーン』を取り除く手術をしようとしていた。スティーブは冷凍保存から目覚めたバッキーと再会する。しかし、ワカンダにブラック・オーダーが攻めてきた。ワカンダの周りにバリアを張り防衛しようとするが、敵はバリアをこじ開けようと攻めてくる。ティ・チャラはバイアを一部解除し集中攻撃を仕掛けることにした。アベンジャーズとブラック・オーダーとの戦いが始まった。ブルースはまたしてもハルクになれないためハルクバスター・マーク2を装着して戦った。激しい戦いの中、虹の橋:ビフレストが現れソー、ロケット、グルードが参戦する。『ストームブレイカー』を手にしたソーはとても強く周りの敵を倒していく。戦況は優勢でアベンジャーズの勝利へと近づいて行った。
 しかし、そんなときにサノスがワカンダに現れる。アベンジャーズはサノスを必死に止めようとするが『インフィニティ・ストーン』を5つも手にしたサノスに敵はいなかった。ほかに手はないと考えたヴィジョンはワンダに「『マインド・ストーン』を破壊してくれ。」と懇願する。ワンダはヴィジョンの最期の願いを聞き、自分のエネルギーを『マインド・ストーン』に送りヴィジョンとともに破壊した。しかし、サノスは『タイム・ストーン』の力を使いヴィジョンと『マインド・ストーン』を復元した。復元したヴィジョンから『マインド・ストーン』を奪うとヴィジョンは機能停止した。サノスはついに『インフィニティ・ストーン』を6つ手に入れた。その状況を見たソーは『ストームブレイカー』でサノスの体を突き刺す。しかしサノスは頭をやらなかったことをあざ笑い『インフィニティ・ガントレット』の指を鳴らした。その瞬間サノスの意識はオレンジの空間にあった。そこには幼いガモーラがいて「なにを犠牲にしたの?」と問い、サノスは「すべてだ。」と答えた。
 すべての『インフィニティ・ストーン』の力を発揮したため黒焦げになった『インフィニティ・ガントレット』とともにサノスはどこかにワープした。サノスが消えた後「スティーブ」と呼びながらバッキーがチリのように消滅した。その後ティ・チャラ、ワンダ、サム、グルードと次々に消滅していった。生命体の数が半分になっていったのだ。タイタンではトニー、ネビュラ以外が消滅してしまった。そのころ、どこかの惑星にワープしたサノスは安堵の表情を浮かべていた。
 マリア・ヒルとニック・フューリーは次々に人がチリになって消滅するのを目撃した。マリアも消え、緊急事態と気づいたニックはポケベルで誰かに信号を送るがニックも消えてしまう。

補足

インフィニティ・ストーン

   宇宙が誕生する前から存在していた6つのエネルギーの結晶。

  • スペース・ストーン (青) 

  所有者:ロキ。
   『テッセラスト(四次元キューブ)』の中に保存されていた。宇宙のあらゆる場所に移動することが可能。ヨトゥンヘイムの氷の巨人とオーディンの戦いにより地球に置かれる。その後、レッドスカルに奪われたがキャプテン・アメリカとの戦いで海に沈む。ハワード・スタークが海底から引き上げS.H.I.E.L.D.が保存していた。ニューヨークの戦いの後、ソーがアズガルドへ持ち帰った。ラグナロクにより安全から避難する際にロキが持ち出した。

  • マインド・ストーン (黄)

  所有者:ヴィジョン
   『ロキの杖(セプター)』の先端の青い宝石の中に保存されていた。人の心を操り、支配することができる。ヒドラはこの石を使いワンダとピエトロに超人的な力を与えた。トニーはこの石を使って平和維持をする人工知能:ウルトロンを作ろうとしたが失敗しウルトロンは邪悪な人工生命体になった。ウルトロンがヴィブラニウムの人工肉体に『マインド・ストーン』を埋め込み究極の生命体になろうとしたが阻止され、J.A.R.V.I.S.が中に入ったことによりヴィジョンが誕生する。

  • リアリティ・ストーン (赤)

  所有者:タニリーア・ティヴィアン(コレクター)
   液体のような物質で石の形をしていない。『エーテル』と呼ばれたりする。身体に入ることにより強力なパワーを与えたり、現実をゆがめたりする。ダークエルフのマレキスがアズガルドを滅ぼすために『エーテル』を使用したが、アズガルドの先々代の王:ポー王により封印された。その後、惑星直列によってワープしたジェーン・フォスターにより封印が解かれる。ジェーンの体の中に入り、その後復活したマレキスが手に入れるが殺される。その後はノーウィアにいるタニリーア・ティヴィアンというコレクターの手にわたる。

  • タイム・ストーン (緑)

  所有者:ドクター・ストレンジ
   初代至高の魔術師アガモットによって作られた『アガモットの目』の内部に保存されている。時間の流れを停止、逆流、進ませたりと時間を操れることが可能。カマー・タージの書庫に保存されていたが、ストレンジが認められたため所有者となる。

  • パワー・ストーン (紫)

  所有者:ノバ軍
   『オーブ』の中に保存されていた。使用者に無限の力とエネルギーを与える。石自体に巨大なエネルギーがあり、普通の人間は触るとに死ぬ。ピーター・クイルがロナンとの戦い後ノバ軍が保管していた。

  • ソウルストーン (橙)

  所有者:不明
   魂を司るストーン。『インフィニティ・ストーン』の中で最も強力で特別なパワーがあるといわれている。このストーンには意思があり、持ち主を選ぶ。

武器

   『インフィニティ・ストーン』の力を最大限発揮できる左手用のグローブ。各指と手の甲の部分に『インフィニティ・ストーン』をはめられるようになっている。

   アズガルド史上最強の武器。ムジョルニアよりパワーアップしており虹の橋:ビフレストを呼び出すだけでなく、ソーの雷神の力を最大限発揮することができる。

惑星

  • 地球 

   アベンジャーズが活動拠点にしている星。地球人が住んでいる。『マインド・ストーン』と『タイム・ストーン』の所在地。

  • アズガルド

   神の国。ソーやロキたちが住んでいた。ラグナロクによってアズガルドは滅んでしまったが、アズガルドの民たちは新天地を目指し旅をする。『スペース・ストーン』の所在地。

  • ノーウェア

   コレクターが住んでいる星。ガーディアンズはかつて訪れたことがある。『リアリティ・ストーン』の所在地。

  • ニダベリア

   ドワーフたちが住む星。サノスによって滅ぼされてしまった。

  • ヴォーミア

   レッドスカルが飛ばされた星。『ソウル・ストーン』の所在地。

  • ザンダー

   ノバ軍が統治している星。『パワー・ストーン』の所在地。

  • タイタン

   サノスの生まれ育った星。人口増加により滅んでしまった。

死んだ者と生き残ったもの

  • 死亡者

   ヴィジョン ブラック・パンサー バッキー・バーンズ ファルコン スパイダーマン スターロード ガモーラ グルード ドラックス マンティス ニック・フューリー マリア・ヒル ロキ

  • 生存者

   アイアンマン ソー ハルク キャプテン・アメリカ ブラック・ウィドウ ウォーマシン ロケット ネビュラ 

感想

   アクションやCGがとてもすごくヒーロー映画としては最高だった。MCU作品の中で1番面白かった。タイタンでの戦いの後からは口が開けっ放しだった。ヒーロー映画は危機が訪れてもなんだかんだ最後はヒーローが勝つものがほとんどで今作もそうだと思っていた。しかし、まさかのサノスの勝利で終わりアベンジャーズの半数が死ぬという結末。唖然とした。感情が無になっていた。この続きがとても気になってアベンジャーズ4まで1年がとても長く感じる。
   インフィニティ・ウォーを見に行くために今までのMCU作品をほぼすべて見た(ブラック・パンサーはレンタル、配信等やっておらず未視聴)。初めてMCU作品を見たがどれも面白いものばかりでMCUのファンになった。だが、MCU作品17個を見るのはとても大変で2週間を費やした。ほぼ作業になってしまいざっくりとしてた内容しか把握できなかったのでもっと時間がある時にゆっくりと楽しみたいと思う。インフィニティ・ウォーの興行成績が日本ではあまりよくなく、初週の観客動員数は3週目のコナンに負けるというものだった。一方世界では記録的大ヒットとなっていた。WDJの宣伝動画に結構ひどいものがあり、その動画を見てもインフィニティ・ウォーを見に行こうとも思えなかった。動画と映画とでは全くの別物のように感じたし、海外の宣伝動画のほうがとてもかっこよかった。WDJの宣伝は考え直したほうがいいと思う。またMCUはとても作品数が多く、初めて見る人には敷居が少し高い。

The Greatest Showman

2018年2月16日公開 The Greatest Showman (邦題:グレイテストショーマン)
Wikipedia グレイテスト・ショーマン - Wikipedia

主な登場人物

   本作の主人公。貧しい家庭に生まれたが幼馴染のチャリティと結婚し、二人の娘を授かる。奇抜のアイディアで、ショービジネスを成功させる。

   上流階級出身だがバーナムの恋し、結婚する。バーナムを必死に支え見守る。

   上流階級出身の興行師。バーナムに説得されて仲間に入る。黒人のアンに恋してしまう。

   空中ブランコの黒人パフォーマー。フィリップに恋するが人種の壁により諦めようとする。

  • ジェニー・リンド (レベッカ・ファガーソン)

   スウェーデン人の女性歌手。バーナムの誘いでアメリカ公演を行う。

  • レティ・ルッツ (キアラ・セトル)

   オディティーズの一人。髭の生えた女性歌手。

あらすじ

 19世紀半ばのアメリカにP.T.バーナムという貧しい家庭に生まれた少年がいた。彼の父親は仕立屋で、幼馴染のチャリティの家に仕えていた。バーナムとチャリティはお互い惹かれあっていたが、身分の差により結ばれなかった。ある時、チャリティは父親に花嫁修業の学校に入れられてしまう。お互い離れていてもバーナムはチャリティへの気持ちを忘れず、手紙を出し続けた。父親を亡くしてしまったバーナムは、鉄道会社に就職しニューヨークに移り住む。
 大人になったバーナムはチャリティと結婚し2人の娘を授かる。貧しいながら幸せに暮らしていた。ある時、バーナムの勤めていた会社が倒産してしまう。職を失ったバーナムは一獲千金を狙い、海に沈んだ船の登録書を担保に銀行から多額の融資を得て、ニューヨークのマンハッタンに<バーナムのアメリカ博物館>を開館する。博物館には動物の剝製や昔の道具などを展示していたが客はほとんど来ない。そんな時、娘が「生の動いているものを展示したら?」とアドバイスしたため、ユニークな人々<オディティーズ>を探す。
 小人症のトムや髭を生やした女性歌手レティ・ルッツ、空中ブランコ乗りのウィーラー兄弟など、様々な人々を集めてショーを始めた。これが大ヒットし、博物館は毎日満員になるほどだった。バーナムはショーを<サーカス>と名付けた。しかし、批評家からは酷評され、一部の市民からは「街の恥」と抗議された。サーカスが人気となり裕福になったバーナムだが、上流階級からは成金のペテン師として扱われた。
 ある時、バーナムはフィリップ・カーライルに出会う。彼はロンドンの舞台で大成功した興行師で上流階級に人気だった。サーカスを上流階級の人に認めてもらいたいバーナムはフィリップを仲間に入れる。博物館を訪れたフィリップはアン・ウィーラーに一目惚れする。
 フィリップにコネでバーナム達はイギリスのビクトリア女王に謁見する。そこで、バーナムはヨーロッパで有名な歌手ジェニー・リンドに出会う。リンドの評判を聞いたバーナムはアメリカ公演をすることを提案する。リンドのアメリカ公演を成功させれば、上流階級の仲間入りできると考えたバーナムはサーカスをフィリップにまかせ、莫大の金額をリンドの公演に注ぐことにした。
 リンドのアメリカ公演は大成功し、バーナムは批評家からも認められ上流階級の仲間入りになった。しかし、サーカスのパフォーマーたちと距離ができてしまった。バーナムがサーカスに出ないせいかサーカスの評判もだんだんと落ちていく。また、成功に取り憑かれたバーナムは家族との時間を大切にして欲しいチャリティともすれ違っていく。
 ある時、フィリップはアンをデートに誘ったが、またまフィリップの両親と出会ってしまう。アンはフィリップの両親に差別的取扱いを受け、帰ってしまう。フィリップはアンに身分や人種の差なんて関係ないと説得するが拒否されてしまう。
 リンドの初アメリカ公演が成功したバーナムは、私財を使いリンドのアメリカツアーを行う。ツアーの途中、バーナムに恋心を抱くリンドとバーナムは決裂してしまい、バーナムは途中で帰ることにしてしまう。バーナムがいる最後の公演終了後、リンドは観客たちの目の前でバーナムに「お別れのキス」をする。
 ある日のサーカス終了後、サーカスに抗議していた市民がフィリップ出ていけと抗議し、近くにいたアンの兄のW.D.ウィーラーに差別的発言をした。怒ったオディティーズは市民たちと乱闘を繰り広げる。乱闘中、市民の中の一人が博物館に火をつける。大火事になったためオディティーズは避難するが、アンがまだ避難できていないことに気づく。フィリップは助けに行こうとするが、ちょうどリンドのツアーから帰ってきたバーナムに止められる。制止を振り切ってフィリップはアンを救出に行く。アンは無事避難してきたが、フィリップがまだ戻らない。バーナムがフィリップを救出しに行ったが、助けられた時にはフィリップの意識はなかった。
 火事により途方に暮れていたバーナムのもとに酷評した批評家がやってきた。批評家は「私はこのショーが好きではなかったが、身分や人種の違いに関わらずに雇い作り上げたこのショーは他の人なら絶賛し、<人類の祭典>と呼ぶだろう。」と言った。また、リンドとバーナムの「お別れのキス」が一面の新聞を与え、リンドがツアーを中止したことを知らせた。バーナムはチャリティに誤解を解こうと自宅に戻るが、自宅は銀行に差し押さえられ、チャリティは娘たちと出て行ってしまった。
 家族と博物館とすべてを失ったバーナムは、一人バーで飲んでいた。そこにオディティーズがやってきて、「最初は見世物のつもりだったかもしれないが、周りから邪魔者扱いされていた私たちに居場所と家族を与えてくれた。もう一度サーカスを再建してほしい。」と言ってきた。バーナムはサーカスが今や金儲けのためではなく家族や仲間のためにあったことを知り、再建することを決心する。アンの必死の看病によりフィリップは意識を取り戻した。フィリップは自分の貯金をサーカスの再建費にあてることを提案する。
 バーナムは移動式テントを使ってサーカスをすることを思いつく。新しくなったサーカスも大ヒットした。バーナムはチャリティとの関係を修復し、再び家族となった。アンとフィリップも結ばれることとなった。バーナムは家族との時間大切にするため、サーカスを正式にフィリップに任せた。

ポスター

f:id:dobata19:20180605215048j:plainf:id:dobata19:20180605215054j:plainf:id:dobata19:20180605215106j:plainf:id:dobata19:20180605215045j:plainf:id:dobata19:20180605215100j:plainf:id:dobata19:20180605215103j:plain

予告編

www.youtube.com

その他動画

www.youtube.com

サウンドトラック

  1. The Greatest Show
  2. A Million Dreams
  3. Come Alive
  4. The Other Side
  5. Never Enough
  6. This Is Me
  7. Rewrite the Stars
  8. Tightrope
  9. From Now On

www.youtube.com

感想

 どの曲も素晴らしく、内容も分かりやすかったためとても楽しめた。特に好きなものは「Rewrite the Stars」。身分や人種の壁により結ばれないアンとフィリップが壁を乗り越えたいと願うバラードで見ている最中に感動し涙が出てきた。また、「 The Other Side」もお気に入り。バーナムがフィリップを仲間に入れるためバーで歌いながら交渉する。バーテンダーがとても印象に残るシーンだった。「Never Enough」などどこかバーナムの感情を示唆する曲があった。
 内容に関してはアンとフィリップの恋のことをもう少し描いてもよかったような気がする。不満としてはそれくらいかな?
 ザック・エフロンゼンデイヤという大好きなDCSの二人が主役級の役を演じてくれていてうれしかった。DCSが有名になっていくのはとてもうれしい。ゼンデイヤスパイダーマン:ホームカミングにも出ているので今後の活躍も楽しみだ。
 本作は実在するP.T.バーナムをもとにした作品だが、伝記映画ではなく半分ぐらいはフィクションになっている。実在するP.T.バーナムは本作どおりショービジネスで成功するが、けっこう詐欺まがいなことをする人物らしい。映画の中でも詐欺のようなこともいろいろしていたが、ヒュー・ジャックマンのかっこよさによりギリギリ許せる感じだった。
 本作の作曲家は「LA LA LAND」でアカデミー賞歌曲賞を取ったベンジ・パセック&ジャスティン・ポールのコンビ。そのため「ラ・ラ・ランドのスタッフが贈る」と宣伝されるが、パセク&ポールのコンビは「LA LA LAND」では作詞担当であり、このコンビ以外は「LA LA LAND」とほとんどかぶっていない。しかし、「ラ・ラ・ランドのスタッフが贈る」と宣伝されたばかりに本作と「LA LA LAND」が比較されてしまうのが少し悲しい。

評価

 9点